【コラム】住宅ストック循環支援事業について
ここ数年の間で、住宅に対する国の施策がいくつかなされてきました。
分かりやすいところでは、住宅エコポイントなどがあげられます。
今回行われるのが「住宅ストック循環支援事業」です。
目的としては、若者の住居費負担の軽減、良質な住宅ストックの形成及び既存住宅流通う・リフォーム市場の拡大を図るため、インスペクション(専門家による住宅の検査・ 診断の事)を実施し、既存住宅売買瑕疵保険に加入する既存住宅の取得や、耐震性が確保されたエコリフォーム、一定の省エネ性能を有する住宅への建替えの取組に対して、国がその費用の一部を補助する制度です。
以下の条件において補助がなされます。
①住宅のエコリフォーム
持ち家の省エネ性を高めたい、中古住宅を購入し省エネ性能を高めたい方に。その際耐震性が確保される。
②良質な既存住宅の購入
中古住宅を購入(40歳未満)、インスペクションを実施し、既存住宅売買瑕疵保険に加入すること。エコリフォームもあわせてしたい。
③エコ住宅への建替
耐震性のない住宅を省エネ性能の高い住宅に建て替える。
基本的にはこの3つになります。
細かい基準などありますが、割愛しますね。
詳細は事務局のホームページで確認して頂ければと思います。
2017年に上記の項目に当てはまりそうな工事などをご計画でしたら、一度ご相談下さればと思います。
エコリフォームでは、窓の断熱改修や節水型トイレ、節湯水栓の交換なども補助の対象になります。
せっかくですから、しっかり国の補助制度、活用していきたいものです。
この機会にお家の見直しをされてみてはいかがでしょうか。
ということで、2017年も始まりました。